鳩のひなが孵り、タングルウッドがなごむ

タングルウッドの研修生の大半が宿泊している寮の窓に鳩が巣を作り、卵をずっと温めていました。 タングルウッドの初日から、暑い日も雨の日も毎日です。 その雛が孵り、タングルウッドの皆がなごんでいます。 丁度窓の外に巣が在って、ガラス越しにのぞくと鳩が警戒して身体をそらすで可哀そうなのですが、 余りにも可愛いので、通りすがりに皆で必ず見てしまいます。 面白いのは、卵を温めている段階では鳩は警戒のそぶりも見せなかったのですが、 ヒナが孵ってからはそうやって身体を固くしてそらすのです。 ヒナは孵ってもしばらくは母鳥の身体の下に居るようで、今日で三日目です。 都会ばかりに住んできた私はこう言う田舎の自然に包まれるのは新鮮で、驚きが多いです。 田舎も、都会に負けないくらい音が在る事に気が付きました。 カエルの鳴き声、鳥の鳴き声、水の音、木の葉が風に揺れる音。。。 演奏会を会場のすぐ外の芝生で聴く時は (タングルウッドなどの音楽祭では会場の壁を開け放って人々が芝生でピクニックやごろ寝をしたりしながら 演奏会を楽しめる、と言うのが夏の風物詩です。) 突然、鳥が音楽に合わせるように鳴き始めたりして、芝生の人々の間からくすくす笑いが起こります。 昨日は、練習室に向かう途中、2匹つながっているセミの死体を見つけました。 どうしてつながって死んでいるのかとても不思議でした。

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