贈る楽しみ 4


指揮のデモ・ヴィデオを収録中。
二曲のリハーサルは先週から始まっている。弦楽9人編成のグリーグの歌に基づいた、ゆったりした表情豊かな曲とストラヴィンスキーの小節ごとに拍が変わる技術的に振るのが難しい、テンポの速い木管と金管の八重奏の曲。今日は弦楽の最終日だった。小さな柿ピーの袋やおまんじゅうなど、日本のお菓子を色々アレンジしたお楽しみ袋を人数分作って、皆の椅子の上に置いて待つ。、
待ってる間ワクワクする。喜んでくれるかなあ? ヴィオラの子は一杯お酒を飲むからきっとおせんべいが好きだろうなあ。第二ヴァイオリンの子は甘党だけど、おまんじゅうは好きかなあ?
皆思った以上に喜んでくれた。第二ヴァイオリンの子は皆が楽器を出したり、調弦をしたりしてる間に狂喜して一気にお菓子を全部食べてしまった。その後のヴィデオ収録は凄く上手く行った。皆本当に食い入るように私の指揮棒を見つめてくれて、面白い位行きがぴったり在って、本当に驚異的だった。後のヴィデオを見直したらやっぱりまだまだ私の指揮は未熟だけれど、でも心意気と、皆の行きがぴったりなのは、十分記録出来ていると思う。
とても満足。


4 thoughts on “贈る楽しみ

  • abbros

    ヴィデオ撮り上手くいったようでよかったですね。まさに「贈与の一撃」ですね、贈り物は集団の秩序・構造維持に効果的だというのがマルセル・モースの「贈与論」らしいです、まだ読んでいないのですけどね。ところで、ブーレーズの作曲家論集を買おうか迷っているのですが、やっぱ音楽素人さんには難しすぎ?でしょうか。

  • ピアニスト、makicha

    >abbrosさん
    そう意図したわけではないのですが、確かにそう言う効果が在ったかも知れません。純粋に本当に感謝の気持ちを表したかったのですけれど。
    ブーレッズは超人間的に頭が良いそうです。(耳も)私はその本は知りませんが(難しそうだなあ)と思います。コープランドの「どうやって音楽を聴くか」と言う本が在ります。この本は音楽教育を受けていない読者の為に書かれていますが、私にもとても楽しく、興味深く読めました。
    マキコ

  • abbros

    無心の善意にきまってますよね、またしてもツマラナイことを書いたようです。ごめんなさい。
    なるほどブーレーズは止しにして、コープランドを読んでみます、ところが邦訳が見つからず英語版でチャレンジです。どうもありがとうございます。

  • ピアニスト、makicha

    >abbrosさん
    いえいえ、確かにオーケストラのリハーサルから直行して来て少し疲れていた皆がお菓子を見てワッと元気になったのは確かです。私も皆もそれで「一緒に頑張ろう!」と言う心意気になったし、結果的に私は皆に感謝の気持ちを本番前に形にして示したことで、恩恵を被ったのだから、おっしゃっていることは正しいと思います。
    コープランドは日本語に訳されていないのですか。。。それは残念。簡潔な英語で書かれていたと思いますが、専門用語はちょっと出てくると思います。
    マキコ

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