毎日片づける用事のリストをキチンと作って、練習したり、宿題をしたり、ジムで運動しながら清く正しく精進をするつもりが。。。昨日の夜、博士号を一緒に始めたチェロの女の子の誕生日で夕食会に呼ばれたら、その後2次会で久しぶりにとっても飲んでしまった。夕食はいかにもヒューストンらしくメキシコ料理で、とても美味しくマルガリータと一緒に頂いたのだが、その後行ったバーで、次々と「皆で一緒に一気飲み」と言うのが行われ、つられて飲んでしまった。まず、アイリッシュ・カーボンブ(!?―名称はちょっと不確か)。これは濃い黒ビールが半分注がれたグラスに、ベイリーズ・アイリッシュ・クリームと言う甘い、乳性のお酒が入ったショット・グラスを落とし、次の瞬間に一気飲みする、と言う物。不思議な事にチョコレート・ミルクの味がするのです。簡単に飲めてしまいます。怖い。それから、ランポ―(再び、名称はちょっと不確か)と言う甘~い、ミントの味のする強~いお酒。これもショット・グラスで皆で同時に一気飲み。このお酒は甘くてべとべとしているけれど、かなり強くて、飲み干した後に食道をゆっくりと熱い物が下って行くのが感じられます。 たまに酔っぱらうと、とっても楽しい。私は普段は特に初対面の人とは控えめになってしまうのですが(本当なのです!私を良く知っている人は信じないでしょうけれど)、お酒を飲むと、皆無礼講で、こう言う学校の始めにはとても良いなあ、と思った。「とっても大学生活だなあ~」とも思った。 あんなに飲んで、午前様をしたけれど、今日は快適にすっきり朝の7時に健康的にお腹が空いて眼が覚めました。
毎日、自転車に乗る技術が向上している。 私が自転車に乗るなんて、実に小学校以来なのである。 自転車を買う際、お店で試し乗りした時は店員さんが心配して、 「大丈夫かい?お家まで乗って帰るのは、お友達に代わりにやってもらった方が。。。」 と気遣ってくれ、実際に一緒に来ていた子が名乗り上げてくれて、私はもう一人の子の車で帰った。 初めて学校まで自転車に乗った時はカーブや、横断歩道、ちょっとした道の凸凹が在るたびに 一々自転車から降りて体制を立て直し、まっすぐの所だけふらふらと自転車を漕いでいた。 でも、毎日ちょっとずつ上達して、今ではお家から学校までの道のりで降りるのは数えるほど。 二つもらった学校のロッカーのカギの番号(約6ケタの番号を合わせて開けるのです)も ようやく覚えて、簡単に開けられるようになった。 広い、広いキャンパスのそれぞれのビルの位置関係も段々 抽象的な概念では無く実感として身体の中に入って来ている。 新居での生活も必要な雑貨と食糧が段々そろい、私も慣れて来て 段々効率よく、快適になって来た。 そう言う上達が一々嬉しくて、愉快。 そしてピアノの練習もそれを反映するかのように、 いつもよりずっとはっきりとした目的意識を持って出来ている。 ルティーンや、惰性ですることがとても少ない。 生活において簡単な行為の一つ一つが想像力、創造力と工夫を必要とするから 脳みそが活性化して練習にも勉強にも役立っている感じ。 この気持ちをずっと忘れないでやって行けたら素晴らしいなあ、と思う。 新しい事に挑戦する、と言う事をいつも積極的にやってみよう、と思う。
今日は、初めてライス大学のジムに行きました。 ライス大学のキャンパスは非常に大きく、端から端までまっすぐ歩くだけで10分以上かかりますが、 ジムは音楽学校の斜め横に在り、しかもとても新しく、素晴らしいジムです。 一学期45ドル払えば、プール、筋トレ、心拍を上げるカーディオの部屋、ピンポン・テーブル、ビリヤード、 ラケット・ボール、バスケット・ボール・コート、全て用具貸出も含めて、タダです! ヨーガだけは一回参加するたびに5ドル、それか一学期65ドル払えば無制限で行きたい放題ですが 今日はお試しコースで無料のヨーガが在ったので行ってきました。 きつかったけど、とても良いクラスでした。 ゆっくりストレッチをするだけで、筋肉が悲鳴を上げて、じわじわと汗が出てくる様な、 充実したヨーガ体験でした。 ヨーガも運動も、体力をつけ、集中力を高め、仕事の効率を良くする他、 人前での演奏など緊張する場面で自分のベストを発揮する精神力を養ってくれるそうです。 頑張って、毎日運動しよう、と思います。
今日は「Mind/Body」のクラス、2回目が在りました。 前回よりも詳しく、このクラスでこれからやる事の説明が在りました。 神経学者、心理学者、脳外科、アレクサンダー・テクニックの先生、などがゲストとしていっぱい来る他、 クラスの前で簡単なスピーチと演奏をして、その様子をヴィデオに撮り、 身体の使い方の反省会を一人ずつやる、とか、 本当に実用的な事、そして興味深い事が沢山あるようです。 オリンピックの選手のトレーニングが良く引き合いに出されて、私たちの練習法と比べられました。 音楽家は"small muscle athlete(小筋肉スポーツ選手)で、その自覚を持って練習するべきだそうです。 今日は子供の頃の思い出で、音楽家になるきっかけになった物を一つ書いてください、と言われました。 これは"Motivational Memory"と言われ、自分の気運を高めるのに有効だそうです。 私が書きだしたのは、3歳くらいでレッスンを始めたばかりの頃の思い出です。 初めて両手を使う曲をもらって私は大得意でした。 丁度その頃、母がお友達を招いてお茶会を開きました。 私はドアのベルが「ピンポーン」と鳴るたびにピアノに走って行って、 ドアが開くたびにその曲を弾き始めます。 3人目、4人目とお客さんが到着するごとにそれをやるので、 母は「もう良いよ」とうんざりしていましたが、 私は本当に嬉しくて、興奮してドキドキしていたのを覚えています。 それから初めてペダルを使う曲をもらった時の事も良く覚えています。 男の子が宇宙船に乗って星の間を飛んでいる絵のついた表紙の楽譜で、 私はペダルで鳴り響くピアノの音が本当に奇麗に思えてうっとりしたのを覚えています。 それから初めてのグリッサンド(手で素早く鍵盤の上を滑ってジャラ~んと鳴らす事)。 グリッサンドは今でもやるたびに得意になってニコニコしてしまいます。 全く難しく無い技なのですが、珍しいし、派手なので大好きなのです。 私の両親は毎晩、私と妹がかなり大きく成るまで交代で寝る前に本を読んでくれました。 デパートの本屋でいつも沢山本を買ってもらったのを覚えています。 「赤い鳥」と言う子供用短編集は、父が「買う」と言い張って家の本箱にやって来ました。 その中の一編に、中国の笛吹きのお話が在りました。 その笛吹きはいつも遠い故郷の山や川を懐かしく思い出しながら道端で何気なく吹いていた所、 ある日、一人の通りすがりの役人に凄く褒められ、王様の前で吹ける事になります。 迎えに来るから、と言い残して立ち去った役人。 笛吹きは一念発起します。 名人と言われる笛吹きに教えを受けて、毎日練習し、 技術を磨いて役人が迎えに来るのを待つ毎日。 やがて役人が迎えにきました。 「王様の前に連れて行く前にもう一度聞かせてくれ」 と言う役人の為に、笛吹きは教わった事を思い出しながら一生懸命吹きました。 しかし、役人はがっかりした顔をして、そのまま立ち去ってしまいました。 と、言うお話。 読んでくれた後、父が思わせぶりな顔で私を見て 「どうしてでしょうね」 とわざとらしく言ったのを今、微笑ましくく思い出します。
今日はとても忙しい日でした。 まず、9時25分からクラスが在りました。 同じ時間に私が興味が在るクラスは二つ在って、まだ登録していないので今日は試しにどちらに行こうか迷っていました。一つはピアノ・テクノロジーと言うクラスです。ピアノと言う楽器の製作技術、各部品の楽器の中での機能、手入れ、色々なメーカー、などに関する一般的な知識を学ぶクラスで、ライスのピアノ調律師から学びます。もう一つは「マインド・ボディー・コネクション」と言うクラスで、プレッシャーが強い場面で脳みそと身体がどういう風に機能しているか学ぶ事によってよりよい演奏ができるように目指す、と言うクラスです。ヒューストン・オペラの主席オーボエ奏者が教えていますが、ゲストとしてお医者さん、色々な科学者、心理学者などがレクチャーをしに来ます。ピアノ・テクノロジーに今日は試しに行こうと思っていたらば、先生が来なかったので、マインド・ボディーに行きました。とても興味深いトピックです。 12時からは博士課程一年目の生徒の為のクラス、「ドクロラル・セミナー、キャリア・スキルズ」と言うクラスが在りました。まず、なぜ博士号が欲しいのか聞かれました。4人とも、大学レヴェルで教えたい、と言う事が判明しました。このクラスはそれを想定して、大学へのポジションをゲットするために必要なテクニックを身につけるクラスです。まず、自分で自分を録音(ちゃんとマイクの位置の設置や、録音器具についても学び)して、それを編集する技術を身につけます。それから履歴書の書き方や履歴書に付ける手紙の書き方を学び、その後、偽面接を受けます。偽面接は電話でのインタビューと、本当の面接2回が在って、全てはヴィデオに撮られ、反省会が在ります。 その後、「性格診断」のテストを三つ受けます。自分がどう言う環境に適しているか、どう言う条件の中で最大の力を発揮できるか、どう言う人と上手く協力出来るか、自覚する為のテストです。最後の六週間は自由研究。自分のキャリアに役立つ事を何でも一つ決めて、それを成し遂げる。ホームページを作っても良し、自分の演奏をヴィデオ録画してYoutubeに流しても良し、簡単なデモCDやデモDVDを作るのでも良し。今日はクラスの説明会でしたが、一番最初の録音のプロジェクトと、最後の自由研究の為に、音楽学校のビルの外に在るテクノロジーのビルに見学に行きました。凄い!ライスの生徒は誰でも録音器具一式、それから最新のヴィデオ・カメラをいつでも無料で3日間借りだせるのです。一学期何回借りだしてもかまいません。そして音源でも、画像でも編集したかったらやり方を教えてくれるスタッフが常備しています。特別に音楽学校の生徒用にオーディションCD,オーディション・ヴィデオの作り方を学ぶワークショップも在るのです!全部、無料!!! 私はコルバーンで恵まれている、と思っていましたが、総合大学、しかも資金面で恵まれている総合大学にこんな特典が在ったとは!本当にアングリしてしまいました。 それから、私がライスに来た本当の理由、ここの指揮者のラリー・ラックレフが私と他数人の為に「オケの総譜の勉強の仕方」と言うクラスを教えてくれる事になりました。Larry Rachleff はライスではとても、とても尊敬されていて、このクラスの説明の為に私がラリーのオフィスの前に立っていると、他の生徒が「え!ラリーと約束が在るの?へ~」と羨望のまなざしで見てくるほどです。ラリーは素晴らしい指揮者である他、とても多忙らしいので、彼がこのクラスを教えるのは特例らしいです。ラッキー!! 5時からは初めてのレッスンが在りました。今まで私がコルバーンで就いていたジョン・ペリー先生は放任主義と言うか、個人主義と言うか、兎に角それぞれの生徒の個性と成長の過程を大事にし、大きな哲学に関する提言以外は細かい事は一切言わない先生でしたが、今度のロバート・ルー先生はとても丁寧で細かい先生です。でも言っている事が一々納得できるので、とても良い音楽家なのだと思います。 そんなわけで、今日はびっしりとスケジュールの詰まった一日でした。