第二次世界大戦中毎日を必死で生き延びていた我々の祖父母は、ユダヤ人と日本人のそれぞれの孫が、アメリカのロサンジェルスで同じ舞台に立って世界平和を訴えているなんて、想像もできなかったでしょう。歴史の成果を喜び合う事で希望を見出す事も必要だと思うのです。
音楽の醸し出す一体感は「人間みな兄弟」だ、「人間の共通項は個人とか文化の違いよりもずっと多くて偉大だ」、という事を思い出させてくれます。そして音楽を通じて共感力の気持ちよさ、楽しさを育むことで、協力と共存で繁栄する我々の社会性のスウィッチを「オン」になり、困難にも立ち向かえるのだと思います。
私が音をミスしようがしまいが、演奏が評価されようがされまいが、そんな事はどうでも良い。音楽家として何ができるのか、私は試行錯誤をしている。皆も一緒に考えよう。力を合わせてこれからのチャレンジに一緒に立ち向かっていこう。音楽仲間なんだから。世界市民なんだから。
す。音楽も、花と同じく、我々にお互いや環境との繋がりと思いやりを体感させてくれます。人間は共感する動物です。痛みも喜びも、哀しみも元気も、伝染します。