演奏があったから無理やりでも練習したし、気乗りはせずとも会場に行くために身だしなみを整え、演奏しました。そして結果的に私は聴衆に随分と元気づけてもらったのです。持ちつ持たれつだなあ、と思いました。
全霊は、全身を使ってはじめて込められる。音楽は頭と指先だけでは、極められない。
まだまだ気を緩めてはいけない。水曜日には短くてもソロの本番。そして木・金・土と練習をする時間が全く無かった。さあ、練習練習。
私が提供しているのは、音を楽しむ時空だけではない。私が提供しているのは徹底的な奉仕だ。それは、実際的でも音楽的でもなく、精神的な物だ。
練習というのは、何がどうして出来ないのかを解明し、解決するプロセスです。だから最初から最後まで曲を弾き通すのは、本当の練習ではないんです。「難しい」「出来ていない」と自分の中で正直に認めて向き合うのは、中々出来ないものです。