覚書き
7:30 洗濯、朝食、身支度、 10;30 移動、練習 12;30 ヴォランティアによる研修生の為の昼食会 1;00 図書館で勉強 1;30 コーチング(Singing Sepia by Tania Leon) 3;30 コーチング(”Boulez is Alive”)Steven Drury 4;30 練習 6 夕食 7;30 研修生によるDon Giovanni鑑賞 11 飲み会 この頃学んだこと #1 オケの総譜を書くときは、大事なラインは二つ以上の楽器・奏者。 一人が落ちても大丈夫なように。(ウェスト・サイド・ストーリーはその点最高) #2 指揮者の仕事は奏者を褒めて自信を与え、好き勝手にしたい!と思うくらいおだててから ちょっとだけ枠決めするくらいが、いい。 #3 全ての音に性格、意味と役割を与えて弾く。それができるテンポがいいテンポ #4 ピアノは発音が簡単すぎる楽器。 その為に意図無く、不自然な早さで弾けてしまう。 息、音の性格を思うイマジネーション、などを使って人間的なテンポにはまる。 今日も大雨。 芝生はぬかるんで、その上に水がたまり、池の様になっている。 月曜日は、ドン・ジョバンニの公演の最中に雷を伴う物凄い大雨になり、 古い掘立小屋のような劇場は雨漏り、浸水が始まり、 オケのピットに水が溜まり始めて、公演中止が危ぶまれたほどだったらしい。 そしてなんと一幕目のカタログ・アリアの最中に劇場の非常に近くに雷が落ちて、 劇場全体が一瞬オレンジの光に包まれ、物凄い振動と爆音が起こったそうだ。 オケ奏者も、ホールの係の人も、客席の観客も一瞬飛び上がる衝動だったらしい。 それでも、ジェームズ・レヴァインも、歌っていたラポレロ役の歌手も、 何事も無かったように演奏を進行させていった、と言う武勇談が一瞬で広まった。 音楽や、役に入り込む、と言うのはすごいことだなあ、と思う。 ドン・ジョバンニは素晴らしかった。 出演者、オケの奏者、みんな、同僚であることが誇らしかった。